ファーストインプレッション – 『君と目覚める幾つかの方法』をプレイ その1

はじめに

というわけで『君と目覚める幾つかの方法』をプレイ開始。

おそらく体験版部分であるOPムービーまで攻略を進めた。この書き方からも分かる通り、完全に前情報なしの購入である。

先月攻略した『RIDDLE JOKER』に続いて話題の新作を狙い撃ちだ。
しかも今回は久々プレイどこか完全にはじめてプレイするブランドということもあり、このチョイスに自分で自分に驚いている。

今の私の気分はフレッシュマン。隙間産業を狙うよりもメインストリームに乗っかろうという心意気である。意識高い系である。
なんて適当こいてみたか、先のスケジュールを見ても比較的メジャー感のある作品に惹かれるものが多いので、これを機にじゃんじゃんとみんなが大好きな人気ブランドを初プレイしていきたい†01

ファースト・インプレッション

ここまでの感想、第一印象としてはプレイ中に投稿した以下の一連のツイートでだいたい表現したつもりだ。

ここに一点付け加えたいことがある。ずばり、西又葵さんの絵について。

Navel作品が初めて、かつ超人気作『それは舞い散る桜のように』すらも例によって例のごとく積んでいる現状、人気原画家・西又葵さんの絵については表に出るものしかほぼ目にしたことはない。
さらに言えば、どちらかといえばよくコンビで原画をしている鈴平ひろさんの等身高めのシャープな絵柄の方が私にとって好みだと思っていた。

しかし実際にゲームをプレイしてみて真っ先に発見したことは西又絵は立ち絵が魅力的ということだ。
先のツイートの2つ目でも言及しているが西又さんが担当しているセンターヒロインの牧方初音、彼女の表情差分の情報量の多さ(この表現がベストとも思わないが……)が序盤の様々なシーンの魅力をグッと押し上げているように思った。

加えてもうひとりの担当ヒロインである八雲舞花の思い切りのいい立ち絵ポーズ(ふつう人はあんな立ち方をしない)も、妙な存在感があるというか。

ともかく、あるイラストレーターが「魅力的な立ち絵を描く」ということに気づくためには実際にストーリーとそれに沿ったスクリプトによってイラストに命(=キャラクター)が吹き込まれる様を実際にプレイして体験しなければならない。
この気付きが得られたことは本作のプレイによる最初の収穫である。

あ、あとファンキーな感じのBGMが作品世界の緩いキャラクターたちと怪しい雰囲気にマッチしていて心地いい。
それでいながらグッとくる泣かせBGMもあるので音の面ではすでに本作に対して信頼感が芽生えている。レビューでは音楽を高く評価するかも。

おわりに

先のツイートの通り、第一印象としてはかなりこの後を期待させる出来栄えであるなと。

加えて、たまたま本作をプレイする直前に初音と同様に両足を切断した主人公のリアルな苦労と葛藤を描いた映画『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』を鑑賞したこともあり、このシンクロニシティになんとも言えぬ感慨を勝手に抱いていることもある。
初音は個別ルートの出来によってはかなりお気に入りのヒロインになりそうだ。

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『君と目覚める幾つかの方法』レビュー
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脚注

脚注
01などと言いつつ、5月はちゃっかり『神待ちサナちゃん』『虜ノ歪~音大卒の元歌姫が響かせる淫らな啼き声~』といった去年も似たようなの買ったよねというラインナップを購入していたりする。
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