『学園淫辱輪舞曲~純潔の乙女が淫らな牝へと堕ちるまで~』レビュー

"その黒髪ポニテをマワしたい"

点数ブランドプレイ時間
55点濡汁約6時間
シナリオ
りりあん嬢、髪ノ毛座、比嘉朋留、真白みるく
原画
いっせー
紹介サイト
学園淫辱輪舞曲~純潔の乙女が淫らな牝へと堕ちるまで~
備考
 

ブランド濡汁の処女作。そのブランド名からも分かる通り、白濁ぶっかけ描写に特化した輪姦ゲームとなっている。

その正義感の強さから揉め事が絶えない主人公・有賀美桜は、弟が通う田舎の学園へと転校することになる。そこでもまた揉め事を起こした美桜は、風紀執行委員による「指導」のもと処女を散らしてしまう。それからこの歪んだ学園の中で、彼女は延々と凌辱されることとなる。

女性主人公の一人称視点で物語は展開される。総エッチシーン(46枠)中の8割はこの主人公が絡んだものなので、気の強い黒髪ポニーテールである美桜にピンとくるならお勧めできる。

一方でサブキャラ勢の単独エッチシーンはそれぞれ1~2個しかないので、美桜が気に入らないとなると実用性は激減するだろう。

主人公に特化したこの作品では美桜の堕ちる過程を大事にしている印象を受けた。はじめは自分を犯す男たちに強い嫌悪感を示す彼女が、最後まで抗い続けるか、調教され屈服してしまうか、はたまた壊れるか。選択肢分岐によって様々な過程(輪姦)を経てねっとり堕ちていく姿を見せることに成功している。

しかし堕ちてからの展開が総じて雑。一つのエッチシーンが終わると、前置きも何もなしにまた次のエッチシーンへ――といった感じのノンストップなシーンの連続。堕ちた女はエッチシーン以外映す価値なしということか。そのノンストップさはプレイ時間の短さという形で如実に表れている。

なお、サブキャラ勢はやはりシーン数が足りてないため堕ちる過程もクソもない。

一枚絵に関しては全体的にむっちりとしていてエロスを感じるものの、出来にバラつきが大きいのが残念。また、塗りに関してもやや赤みが強い画風なので好き嫌いがわかれるかも。

実用性を重視した演出としてBGV(バックグラウンドボイス)や射精時に白濁液がほとばしるエフェクトが用意されておりそこそこ力が入っている。また、いつでもどこでも立ち絵を白濁まみれにできる汁ぶっかけモードもあまり意味はないけれどおバカで面白い。

輪姦ゲーとしてそこそこ悪くないといった出来だが、一人のヒロインに特化しすぎたゲームの定めとしてサブヒロインに惚れたプレイヤーは幸せになれない。そんなワケで早乙女花音誉田海の追加シーン早よ!

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