『淫妖蟲 禁 ~少女姦姦物語~』プレイ中、一番の不満はエロ
ソーシャルゲーム『淫妖蟲 禁 ~少女姦姦物語~』まったりプレイ中。
毎日、少なくとも体力5周分はクエストを走らせて、現在週間個人ランキングが5000位前後。ランキング報酬は厳しいラインか。
今週は特に平日が忙しかったので、しょうがないといえばしょうがないのですが。
さてさて、こうして本作をぶんぶん回して行くうちに不満点が見え始めまして。
リリースしたばかりなので、そこそこ見られるバグや緊急メンテはしょうがないとして、一点ゲームデザイン的に致命的な部分の指摘です。
それは、ずばりエロです。
「一番スケベで変態で過激なゲームです」
ハードエロで長期シリーズ化した原作で、上記のように謳っておきながら、エロに不満というガッカリ具合。
ガッカリの原因を語る前にまずは結論から。本作のエロを色々体験してみて私が抱いた感想は「これ企画した野郎エロゲーで抜いたことねーだろ」と。
根本的なゲームデザインの部分で、プレイヤーにエロで抜かせる気がない見せ方しかできていないのだ。せっかくのあおじる絵が台無しだよ!
原因1:ノベルのエロシーンがぶつ切り
本作はクエストを規定範囲まで走らせると原作『淫妖蟲』シリーズの本編シナリオを「ノベル」として読み進められる。
一度のノベルで読み進められる範囲は50クリック前後。これはエロシーンにおいても例外ではない。
つまり、原作における1つのエロシーンが、5回に別けられぶつ切りで提供され、「続きを読みたかったらクエスト走ってね」という作りになっているのだ。
抜けるわけねーだろ!
一枚絵+テキストの形式で抜かせるためには、「気分を盛り上げらせ→高いテンションを維持したまま→抜きどころ(=絶頂)まで導く」という一連の手順を踏まなければ難しい。
しかし、本作のぶつ切り形式では
- 「気分が盛り上がる」→続きはクエストの後で!
- エロシーンの途中から始まるから「高いテンションを維持」できない
- エロシーンの途中から始まるからいきなり「抜きどころ」到達
抜けるわけねーだろ!
ソーシャルゲームは「いかに長期的にプレイヤーの興味を引っ張るか」がマネタイズにおいて重要なファクターとなるが、その原則を適用してはいけないところ(今回は原作エロゲーのエロシーン)に適用してしまったがために、エロいのにさっぱり抜けない作りに堕してしまったという印象だ。
今からこのゲームデザインを抜本的に変えることは難しそうだから、きちんと『淫妖蟲』のハードなエロで抜こうと思ったらやはり「原作を買う」という選択をするしかないだろう。
……ひょっとして、その選択をさせることが目的のゲームデザインなのだろうか?
だとしても、こちとら『淫妖蟲』のハードエロが体感できることを期待して課金したんだよチクショー!
原因2:「おさわり」エロのボイスパターンが3種類のみ
こちらはオマケ色の強いエロ要素なので簡単に。
カードを規定数修行させると「おさわり」が開放される。
「おさわり」は、そのカードの絵柄をアニメーション+ボイスで愉しめるという作り。しかし、肝心のボイスは3クリックでループする。
一応「おさわり」回数が規定数を超えるとそのカードのシーンに合ったエロボイスが開放されるのだが、それは「おさわり」内で聴くことができない(これは流石におかしな仕様なので修正来るかも)。
せっかく原作シーンをアニメーション化したというのに、それを盛り上げるボイスパターンが乏しくて、苦労してお気に入りのカードの「おさわり」を開放した割にはそのクオリティにガッカリ。
以上のように、エロに期待したのにエロがガッカリという、総合してガッカリな出来でしたとさ。
ポチポチレイドバトルとしては悪く無い出来だから、なんとかエロを「抜けれる作り」に組み立て直さないと、エロ目的のプレイヤーは離れていくでしょう。
僕的にはメインヒロインの深琴のキャラクターに惹かれたので、原作の『淫妖蟲』をプレイしようかなと思いました。
あなたの個人的な感想としては良いと思う。
でもちょっと表現おかしいですよ。
>テンション
気分の高揚や興奮状態みたいな遣いかたしているけど
テンションは緊張という意味。
思わず吹き出してしまう誤用英語たち
http://nihongo.hippy.jp/wordpress/2015/09/20/ayamarienglish/
日本語を考えるエッセイ集
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/8625/shortessay2.htm
テンションの意味|間違いだらけの英語の使い方(苦笑)
http://読めばなるほど.com/archives/1303.html
>選択肢を選ぶしかないだろう
>選択肢を選ばせる
不細工な二重表現もバカ丸出し。
素直に「選択するしかないだろう」「選択させる」と書けないの?
アナウンサーも間違える!?日本語の落とし穴
「一番最初」「後で後悔する」……間違いやすい日本語
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20120409/122013/
重言の話5──「まず第1に」「違和感を感じる」
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1176.html
つい使ってしまう10の重複表現
http://blog.livedoor.jp/tenmethods/archives/51508729.html
誤った言葉遣いのまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2136578489721680201
重言のいろいろ
http://www5a.biglobe.ne.jp/~minnami/link26.html
「過保護が過ぎる」は間違ってる?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1321581718
筋肉痛が痛い?メディア関係者なら知っておきたい二重表現・重複表現20選
http://liginc.co.jp/life/matome-life/151543
>課金したんだよ
字が読めないの?
税金払うことを課税とは言いませんよね。
お金を課すから「課金」なんでしょうが。
あなたはゲームに料金を課したの?違うでしょ。
払ったんでしょ?
「課金する」「寄付する」「募金する」という言葉の意味と誤用に注意!
http://www.kotobano.jp/archives/1285
「募金」と「寄付」という言葉には違いがあるんですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1213866022
どうしてまともな表現力を持たない人ばかりが情報発信するのだろう。
寧ろ言葉を大切にしないアホだからホイホイ発信するのか。
言葉の意味なんて、あなたがアップしているネット上に
いくらでも書いていますよ。
不満ばかりクドクド書く時間を少しでも言葉の勉強に割いてはいかが?
ネット上に情報をアップしている人であるなら。
偉そうに点数評価する輩はこういうのが多いね。
>>名無しさん
コメントありがとうございます。
確かに、二重表現はぶかっこうですね。ご指摘いただき助かります。
自分のブログですので、費やせる限りの時間をかけて記事のクオリティアップに努めているのですが、
それにも限界があります。多くの参考記事を載せていただき感謝いたします。修正いたします。
(言い訳になりますが、エロゲーマーである私にとって「選択肢」とは付き合いの深い概念なので、無意識のうちに多用してしまうという事情を主張します)
同様に指摘されている「テンション」、「課金」といった表現についてですが、
こちらについては私の判断でもって修正はいたしません。
私は情報発信をする(話をする、文章を書く……)とき、まず第一に読者のことを考えています。
この記事はソーシャルゲーム関連ですので「課金」といえば「ゲーム内コンテンツに料金を支払うこと」という誤用を誤用と分かった上で使用し、馴染んでいる読者が多いと考えます。
故に、ここでは一般的に広く共有されている、本来誤用である「課金」という言葉を選択したほうが正しく伝わる(言葉は間違っているのに!)だろうという意図があります。
「テンション」も同様です。漢字から意味が読み取れる「課金」ですら誤用が便利に使われていることから、外来語がネイティブの感覚そのままに使われることが無いこともやむを得ません。
喩えるならば、日本の「寿司」が太平洋を渡れば「カリフォルニア・ロール」になってしまうようなものです。
読者の多くが「気分の高揚」というニュアンスで「テンション」を読むと想定されるから、この記事ではそのような意味で「テンション」という言葉を選んでいます。
以上、長々とした返信となってしまいましたが、このコメントの想定読者のことを考えるとこれくらい懇切丁寧に書かないとどうせ伝わらないだろうなあと思いながら書かせていただきました。お読みいただきありがとうございます。
ありがとうございます。参考になりました。「淫妖蟲 禁」の公開されてるイベントの絵がパケの方の使い回しのような気がして、いまいち、やる気が起きなかったのですが、こちらのレビュー見て大体の概要が分かりました。
ちなみに淫妖蟲シリーズのパケは最初の頃は買いましたが、エロが許容応力の一線を超えてるので逆に萎(な)える。一枚の絵の差分が多すぎて最後は絵がグチャグチャになっております。詰め過ぎ。
もしかしたらイベントのブツ切りの最初の方が抜けるかもしれません。(笑)
最初のコメの方は、何を考えて書き込みしてるか知りませんが、多分、大半が、あなたの表現が不快
に思います。全然読めますし共有できます。
>>匿名さん
コメントありがとうございます。
この記事はリリース直後に数週間プレイしての実感ですので、現在は改善されている可能性がありますのでご注意ください。
淫妖蟲原作は結局まだプレイできていないのですが、最近「こんなエロを考えつき、表現しちゃう人がいるのか!」と衝撃を受けるようなエクストリームなエッチシーンに飢えているので、淫妖蟲シリーズとは相性がいいだろうなあと感じていますw