声に出して読みたいエロゲタイトル
せっかく月末エロゲの日なので、突貫ネタをひとつ。
今月の購入物のひとつにあかべぇそふとすりぃの『手垢塗れの天使』がある。
面倒くさいことを抜きにしてとにかく僕が本作に感心するポイント。それはアイドルもの、握手会……という連想から、「手垢塗れ」というタイトルに至ったセンスである。
エロゲー批評空間で検索したところ、タイトルに「手垢」という文字列を用いたエロゲーは本作のみ。世界初!
この「手垢」って文字列の不快さがたまらなく劣情を刺激してくれちゃうのよね。「てあかまみれ」……あぁん♪
それに比べて、8月に発売される同じく秋空もみじを原画に添えた『生命のスペア I was born for you』というタイトルのダサさよ!
「いのち」ときて、「スペア」と繋ぐ。だだだだ、ダッセ~!
こんなお涙抜きゲーであることを隠しもしない恥知らずなタイトル、口にするのも恥ずかしくて店頭で予約なんてできるか!
泣きゲーを作りたいなら素直にKeyを見習おうよ。『Kanon』、『AIR』、『CLANNAD』……これらはお涙頂戴と言われるけれど、タイトルでそのことを喧伝するような恥は晒してないよ。
ネトラレや陵辱を描いた作品は、絵に惹かれてそういう描写が苦手な潔癖バカが誤って購入してしまい、怒り狂ってネガキャンをさせないために、防壁として敢えて寝取られ陵辱と分かりやすいタイトルを付けるのである。最近購入したゲームでは『清楚で真面目な彼女が、最凶ヤリサーに勧誘されたら…?』がまさにソレだ。
しかし、泣きゲーではそんな分かりやすい「泣けるエロゲーですよ~」アピールを前面展開するのはダサいしクサい。『100回泣くこと』とか『余命1ヶ月の花嫁』とかと同じ路線じゃん。エロゲーでそれやって惹かれる奴いるの?
ここはもう、思い切って『手垢塗れのスペア』に改題したほうがいいと思うのですが、皆さんはどう思います?