『ヴィーナスリゾート 巨乳乱交アイランド 迫川悠生編』レビュー

点数ブランドプレイ時間
60点Pure-Liquid約4時間
シナリオ
高岡智空、板皮
原画
アジシオ
紹介サイト
Pure-Liquid「ヴィーナスリゾート 巨乳乱交アイランド 迫川悠生編」オフィシャルサイト
備考
・「ヴィーナスリゾート 巨乳乱交アイランド」シリーズ 第一弾
・DMM.R18専売

本作はPure-Liquidの処女作。処女作なのだが、そこは輪姦陵辱系作品を数多く排出したLiquidからの分化ブランドだけあって、公式ジャンル名で「独占派お断り! 巨乳アイドルを大勢でシェアするADV」と掲げる潔さに惚れ惚れ。

巨乳グラドルと南国乱交SEXをテーマとする「ヴィーナスリゾート 巨乳乱交アイランド」シリーズの第一弾。主人公は裏の芸能界とパイプを持ち、訳ありアイドルたちを調教して裏アイドルとしてデビューさせることに長けたフリーカメラマンで、今回ターゲットとなるヒロインは体育会系ノリでボーイッシュな見た目のバスト95cm・迫川 悠生ちゃん。

撮影と偽って逃げ場のない南の島へとヒロインを連れ込んでからは撮影スタッフ一同でじっくりと嬲るという内容だが、そこでアクセントとなるのがすでに調教済みで主人公の助手として奉仕するグラビアアイドル神楽坂 さくらの存在だ。

今回調教される悠生は徐々にメスとして開花していくのだが、彼女の各シーンの合間に完堕済みのさくらとのエッチシーンが挟まることで調教前・調教後のコントラストが楽しめる。加えて、最終的なゴール像としてさくらが置かれていることで調教中の悠生がこの後どうなっていくか妄想をかきたてられる効果もあるだろう。

乱交・調教押しの本作だが、エッチシーンのディテール的な特徴として臭い描写が挙げられる。南の島という舞台設定も手伝って汗の臭いを強調したセリフが多く、乱交という異常空間の描き方として巧いと感じた。

ビジュアル的には本家Liquidのダーク路線に対して明るさ・可愛さを強調した画作りはクオリティも高く、そこに燦々と太陽光が降り注ぐ南の島というロケーションも相まって姉妹ブランドの差別化戦略は成功している。

ただ、ここは好き嫌いが別れるところだが、蕩け度の高い濃厚テキストに対して絵の表現はややおとなしめである。きれいめなアイドルが性的にだらしないところを見せるというのが好きという人には食い足りないかもしれない。

総評としては、シリーズものの低価格作品として明るく乱交というコンセプトをはっきり打ち出し、ヒロインも体育会系グラドルということでブルマや競泳水着といったコスチュームによる必要充分なキャラ付けでまとまっているため、ひと目見てピンとくるなら間違いない一作だろう。シリーズの続編にも期待したい。

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