「Happy Hacking Keyboard BT」を購入した話
Happy Hacking Keyboard
高級キーボードの代名詞、Happy Hacking Keyboard(HHKB)シリーズ。
そのBluetooth対応モデルHappy Hacking Keyboard BTを購入しました。30,780円也。
購入動機
そもそもはUS配列キーボードが欲しかった。
昨年購入したMacBookProでUS配列デビューした私はMac以外のキーボードもUS配列にしたかったのだ。
今まで私はMajestouchの茶軸を7年近く使っていた。こいつも値段は10,000円ほどし、HHKBほどではないが準高級キーボードとして気に入っていた。だからキーボードには金をかけたほうが良いという認識があった。
そんなわけでUS配列で、かつ最高級キーボードの二大巨頭であるREALFORCEかHHKBか……それなりに迷いもしたか、持ち運びしやすいサイズとBluetooth対応という合せ技に惹かれたHHKBを選択した。
懸念事項
とはいえ値は張る、ポチるまでにいくらか迷いはあった。
HHKB欲しいんだけどあと一歩のところで手が出せないので誰か背中を押してください。
— こーしんりょー@SpiSignal (@KO_SHIN_RYO) 2017年11月13日
不安材料はやはりそのコンパクトさを実現する独特なキー配列。特に、矢印キーとファンクションキーの不在には一抹の寂しさを覚えた。
しかし、ちょうど国内累計出荷台数40万台記念として特性パームレスト付きのHHKB BT(Bluetoothモデル)が販売されるということで、まさに公式に背中を押された形だ。
実際使ってみて
やっぱり慣れます。慣れって怖い。
とは言え最初はやはり矢印キーに苦戦しました。右下のFnキーと「[」、「;」、「/」、「’」キーを同時押しすることで矢印キーとして扱われるのですが、周囲のリターンキーやPgUp、PgDnキーを何度か暴発する始末。でも慣れます。慣れって怖い。
ファンクションキーもやはりFnキーと数字キーの組み合わせなのですが、そもそもファンクションキーってあまり使わないのよね。MacBookProもタッチバー付きモデルだし。慣れる以前の問題だった。
タイプ感はやはり気持ちいい。しっとりしている。このしっとり感に慣れると、Majestouchのカチャカチャ感が変に軽く感じる。
また、やはりBluetooth対応版を買ったのは正解だった。自室のでのMacBookProはもちろんのこと、iPadも同じキーボードが使えるというのは嬉しい。自分のチンコの次によく触るものがキーボードなので、良いものをあらゆるデバイスで使いたい。
アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。
馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。
いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。
【東京大学 名誉教授 和田英一】
今後はこのブログ記事や長文書きはもちろん、仕事でも愛用したい。
それでもエロゲプレイは……?
と、ここまでHHKBをべた褒めしつつ、しかしここはエロゲ系ブログ。エロゲとからめて言うと、私はこのキーボードではエロゲをプレイすることはないだろう。エロゲプレイ用のWindowsでは今まで通りMajestouchを使い続けるつもりである。
それはいったい何故か。精液がついた手で高級品を触りたくないから——ではなく、私はエロゲをテンキー付属のエンターキーで進めるタイプだからだ。
エンターキーを右中指で弾いてテキストを進行し、デリートキーを右人差し指で弾いてテキストウィンドウを消す。それが長年続く私のエロゲスタイル。故にHHKBの出番はない。ハッピー・ハッキング・テンキーボードの登場が待たれる。
delキーでテキストウィンドウが消せないエロゲーに人権はない。
— こーしんりょー@SpiSignal (@KO_SHIN_RYO) 2017年11月12日
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