初Hの時に女の子に言われたい、たったひとつの魔法の言葉 – 『きゃらぶれーしょん! ~乙女は恋してキャラぶれる~』をプレイ その2
はじめに
『きゃらぶれーしょん! ~乙女は恋してキャラぶれる~』プレイ中。
……そう、ほぼ一年前に本作のプレイ日記記事を上げたのだが、その後なんやかんやあってゲーム全般手がつけられない状態になり(ちなみにこの時期はブログの更新自体止まっていた)、『月姫』をリハビリがてらプレイして、ようやく最近になって本作のプレイを再開したのである。
今回はその報告も兼ねて、ぶっちゃけ一発ネタ。
問題の言葉は
以下、すべて童貞が語る。
雄と雌とが結合することを指して「身も心もひとつになる」などと詩的に言ってみたりするが、実際に相手の心がまるで自分のもののように分かるかといえば、そんなことはないだろう。
他人の心が分かるだなんてことはありえない。
テレパシーでも無い限り。
だからお互いに初めてのHというシチュエーションでは、互いに相手の心に敏感にならざるを得ない。
その言葉は本当に正しいことを言っているのか。
ぶっちゃけ本当に気持ちよくなっているのか。
更にぶっちゃけ私の行為と好意に対して気持ち悪いと思われていないのか。
優しく愛撫しながら、その答えを手探りするしかないのだ。
コロナ「……でも、今日はあたし、逸らさんから」
コロナ「あん時みたいに……恥ずかしがって逃げたりしないから」
六花「コロナ……?」
コロナがより一層、僕を見つめてくる。
唇を二三度舐めて、何かをじっと待っている。コロナ「……意味、わかんない?」
そして、熱っぽい表情でそう尋ねてきた。
僕の心臓はそれだけで張り裂けそうだった。けれど、僕は耐えた。耐えて――
コロナ「ちゅっ……」
――ゆっくりと彼女と唇を重ねた。
ちょこんと触れあわせるだけのキス。
けれど、とても幸せな口づけ。唇を離すと、コロナは照れながらも微笑んでいた。
そして、蚊の鳴くような声で呟いてくる。コロナ「うん……正解……」
『きゃらぶれーしょん! ~乙女は恋してキャラぶれる~』月ヶ瀬 灯ルート
だから彼女に言葉としてほしい。
私のとった行動が「正解」であると。
実は前から好きだった
というわけで、初Hの際に男女が互いに恐るおそるコミュニケーションを交わす中で、女の子からの無言の問いかけに対して男の子が答えを出して、それが「正解」であると認められる――というこのやり取り。
実は前からツボだった。
『夏の色のノスタルジア』での真鶴みさきルート、そこでの初めての挿入シーンで「正解」というセリフに至る小さなやり取りがある。
何を隠そう、私はこのみさきとの最初のHシーンが個人的にオールタイム・ベストHシーンであり、そのクライマックスに「正解」のセリフが置かれているのであった。
『夏の色のノスタルジア』、神ゲーだった。みさきの最初のエッチシーン、ここ数年で間違いなく一番良かった。三日間かけてキス→手コキ→挿入と段階を踏みつつプレイヤーを焦らすが、これがただの焦らしではなく物語上の必然性がある。
— こーしんりょー@SpiSignal (@KO_SHIN_RYO) October 19, 2015
さらに途中、ある小さなイベントを挟むことでヒロインみさきへの「こいつ幸せになってほしい」感が頂点に達し、終いには「正解!」の一言で萌え死んだ。絵良し、演技良し、しシナリオへの組み込み方良し。完璧!
— こーしんりょー@SpiSignal (@KO_SHIN_RYO) October 19, 2015
声優の北板利亜さん、初めてぶつかった人で正直ここまで「ちょっと地味な演技だな」と思ってたけどエッチシーンで完全に化けた。一発でノックアウト。本当にあの「正解!」は反則。
— こーしんりょー@SpiSignal (@KO_SHIN_RYO) October 19, 2015
だから今回の「正解」シチュエーションも堪能したのであった。
ちなみにここではその流れを書かないが、実はコロナの「正解」セリフは同じシーンでもう一度使われる。
「正解」フェチである私をノックアウトする気満々のシーンなのであった。
おわりに
「「正解」という言葉は「性快」とも変換でき~」という議論を最後まで本文中に入れようかどうか迷ったのはないしょだ。